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ダイレクトメール(DM)を活用しよう

作成者: 営業部 三浦貴仁|2021/06/7

ダイレクトメールとは

「ダイレクトメール」という言葉、一度は耳にしたことや、ものを手に取ったことがあるかと思います。

ダイレクトメール(以下DM)とは、企業から法人や個人宛に直接送られる、商品やキャンペーンに関する広告のことで、ダイレクトマーケティングの施策の1つで、新規顧客の獲得や既存顧客やリピーターへのアプローチに用いられます。

SNSで用いられるDMは「ダイレクトメッセージ」の略称の為、「ダイレクトメール」とは意味合いが異なります。

 

DMの種類とメリット・デメリット

DMには主に3種類あります。

①郵便ダイレクトメール

一般的にダイレクトメールというと、郵便ダイレクトメールを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。郵便ダイレクトメールでは、特徴としては、はがきやチラシ等の印刷物を媒体にすることが多い為、多くの情報を掲載することができる点です。案内状の発送や商品のサンプルを同封した郵便物の発送によく使われています。

 

○メリット

・情報量が多い

・自由にデザインすることができ、印象的なものを作成することができる

・開封率が高い

 

○デメリット

・コストが高い

・デザインや企画から考えると、発送までに時間がかかってしまう

※郵便ダイレクトメールにもいくつか種類があります。詳しくは後日またご紹介します。

Eメールダイレクトメール

低コストで大量のメールを一斉に送信することができます。近年増加しているのがこのEメールダイレクトメールです。しかしこのダイレクトメールを迷惑メールと捉える方も多く、開封することなく削除されることもあります。さらにさまざまな手段でメールにウイルスが仕掛けられている事もあり、ダイレクトメールが読まれることが少なくなってきているかもしれません。

 

○メリット

・内容が決まれば短期間で送信することができる

・コストが低い

・ホームページと連動した内容を作りやすく、相性が良い

 

○デメリット

・連絡先等の情報先等でクレームになる事があり、その対応が必要になる可能性がある

・読まれない可能性が高い

・携帯やネットを利用しない人にはあまり効果がない

③FAXダイレクトメール

その名の通りFAXで主に法人(企業)に送ることが多いDMです。コストも安く、FAXの設定で日時を決めることができる為、見てくれそうな時間帯を選んで送信することができます。封筒で送った場合、開封しないと中身を確認できない郵便ダイレクトメールとは異なり、FAXDMは送信された段階で目を通してもらえる可能性は高いです。

 

○メリット

・コストが低い

・開封率(閲覧される可能性)が高い

 

○デメリット

・モノクロで送信することが多く、インパクトに欠ける

・個人宅に送るには適していない

 

訴求したいターゲットの手に届くDMを

DMは単発で送るよりできるだけ継続して送る方が効果は出やすいとされています。予算の上限がなく自由に送った方がいいという事でしたら少しずつ内容を変えて継続して送ることをお勧めしますが、なかなかそうもいかないと思います。

内容ももちろん大事なのですが、限られた予算の中で効果的なDMを訴求したいターゲットの手に届けるためにはどうすればいいかを考える事も必要です。

例えば高齢者向けの商品販売のDMを、コストを抑えられるからという理由でFAXDMを送っても訴求したいターゲットには届かないことが多いです。

DMの内容の精査と狙うべきターゲットの選定をした上で効果的なDMを発信しましょう。