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title: デジタル全盛でも「紙が強い場面」はここ── 現場で見てきた “紙が効く4つのシーン”
description: "「営業資料も採用もDMも、もう全部デジタルでいいん」\nここ数年、実際にこう言われる場面は増えました\n「この場面は、紙じゃないとうまくいかないな」と感じるシーンも今なおはっきり残っています\n今回は、感覚論ではなく、実際の調査データや現場の使われ方をもとに、\nデジタル全盛でも紙が強い場面を4つに絞って整理します。"
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[荒川印刷ブログ](https://blog.arkw.co.jp)

# [デジタル全盛でも「紙が強い場面」はここ── 現場で見てきた “紙が効く4つのシーン”](https://blog.arkw.co.jp/printing/paper-vs-digital-use-cases)

 作成者: [営業部　中川貴啓](https://blog.arkw.co.jp/author/営業部-中川貴啓)｜2026/04/20

**「営業資料も採用もDMも、もう全部デジタルでいいんじゃないか」**  
ここ数年、実際にこう言われる場面は増えました。  
確かに、デジタルの即時性・更新性・拡散力は圧倒的です。

一方で、印刷の現場や営業の立場で仕事をしていると、  
「この場面は、紙じゃないとうまくいかないな」と感じるシーンも、今なおはっきり残っています。

今回は、感覚論ではなく、実際の調査データや現場の使われ方をもとに、  
「デジタル全盛でも紙が強い場面」を4つに絞って整理します。

 

## **1. 営業資料｜「社内で回る資料」は、いまも紙が強い**

BtoBの営業現場では、商談の場そのものよりも、  
その後の社内検討フェーズが重要になるケースがほとんどです。

展示会や訪問営業のあと、

- 担当者が上司に説明する
- 複数部署で内容を共有する
- 稟議資料として回覧される

こうした流れの中で、**手にとって共有できる資料**が今も多く使われています。

実際、紙媒体は

- デスクに置かれる
- ファイルに綴じられる
- 会議の場で同時に複数人が見る

といった  
「物理的に存在することによる接触回数の多さ」が強みです。

情報過多のデジタル環境では、PDFやリンクはすぐに埋もれてしまいますが、  
紙は「目に入る状態」で残りやすいことが、商談後の想起につながっています。

印刷会社の立場から見ると、  
「一度見せる資料」ではなく  
**「あとで何度も見返される資料」かどうか**で、紙・デジタルの向き不向きが分かれます。

 

## **2. 展示会｜その場では読まれなくても「持ち帰り資料」が効く**

展示会の現場では、来場者は1日に何十社ものブースを回ります。  
その場ですべての説明を覚えてもらうことは、現実的ではありません。

だからこそ、展示会向けのパンフレットやリーフレットは  
会期後に思い出してもらうための営業ツールとして機能します。

展示会関連の調査や実務解説では、  
紙の配布資料には次のような役割があると整理されています。

- ブースを離れた後も情報を伝え続ける
- 社内共有・比較検討用の資料になる
- 名刺交換の“きっかけ”として会話を生む

特にBtoB展示会では、  
**社内検討用に紙資料が回覧されるケースが多い**ことが、  
多くの現場レポートで指摘されています。

ここで重要なのは、  
「分厚いカタログを配ればいい」わけではない点です。

- コンパクトで持ち帰りやすい
- 比較しやすい構成
- 問い合わせ先がわかりやすい

こうした設計ができている紙資料は、  
**会期後の商談化率に直結します。**

 

## **3. 採用｜「後から見返される情報」は紙が記憶に残りやすい**

採用活動は、オンラインへ移行した分野のひとつです。  
それでも、採用パンフレットは今も多くの企業で使われ続けています。

理由のひとつは、  
「説明会後・面接前後に見返される資料」としての役割です。

採用系の調査や実務解説では、紙の採用パンフレットには、

- 手元に残ることでリマインド効果がある
- 家族や知人との情報共有に使われやすい
- Web情報よりも企業の「全体像」を整理して伝えられる

といった特徴があるとされています。

また、紙媒体は  
**質感・写真・レイアウトによって企業の空気感を直感的に伝えやすい**点も、現場では評価されています。

Webサイトは情報量が多くなりがちですが、  
採用パンフレットは「伝えたい順番」で構成できるため、  
**志望動機づくりの材料として使われやすい**のも特徴です。

 

## **4. DM（ダイレクトメール）｜数字で見ても、紙はまだ強い**

「DMはもう効かない」という声もあります。  
しかし、実際の調査データを見ると、紙DMは今も高い反応を示しています。

一般社団法人日本ダイレクトメール協会  
「DMメディア実態調査2024」によると、

- 本人宛て紙DMの開封・閲読率：74.3%
- DM閲読後の行動喚起率：20.8%

という結果が報告されています。

同じ期間のメルマガ開封率（約30%前後）と比べても、  
紙DMの「読まれやすさ」は依然として高水準です。

重要なのは、  
紙DM単体が強いというより、  
**「行動につながる入口」になりやすい**点です。

調査では、

- ネット検索
- Webサイト閲覧
- 問い合わせ

といった**デジタル行動のきっかけ**として、紙DMが機能していることも示されています。

 

## **紙とデジタルは「競合」ではなく「役割分担」**

現場で見ていて感じるのは、  
紙とデジタルは、どちらかを選ぶ話ではないということです。

- 興味を持たせる → 紙
- 詳細を見せる → デジタル
- 行動させる → 両方を連動

この役割分担ができているケースほど、  
営業・採用・販促はうまく回っています。

 

## **どこで紙を使うと効果的か**

- 営業資料：社内で回るなら、紙が残る
- 展示会：会期後の検討フェーズに紙が効く
- 採用：リマインドと理解促進に紙が向く
- DM：数字で見ても、紙は今なお反応が高い

デジタル全盛の今だからこそ、  
「どこで紙を使うか」を見直す意味は、むしろ大きくなっていると思います。

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