人は色で判断している

2018/08/21 ( 2018/08/22 更新)

pablo (14)

 

信号の赤は止まれ

生活する中で色を見てイメージしたり、色で判断していることは多いと思います。

例えば信号機は、青・黄・赤という色のみで事故が起こらないように交通をコントロールしています。ほとんどの人が無意識のうちに青を見て進んだり、赤を見て止まったりしているのではないでしょうか。

では、そもそもなぜ「赤」が 【止まれ】 なのでしょうか?これは、「赤色」には注意喚起をうながす効果があるからです。人は、「赤色」を見ることで、無意識に「注意」・「注目」しているのです。

なので、「赤で渡ってしまうと、重大な事故になる危険性がありますよ。だから止まってください」と効果的に注意喚起することができるのです。

  

男性は青、女性は赤

 

実はトイレもこれと同じようなことらしいのです。

トイレは男女別れていることが多いですよね。男子トイレと女子トイレを見分ける為にピクトグラムが使われていますが、日本人はトイレの男女をピクトグラムではなく色で判断している人が多いそうです。

なので、ピクトグラムの色を逆にしてしまうと間違えてしまうという話を聞いたことがあります。

 

というわけで実際に色を逆にしたものを作ってみました。

トイレのピクトグラム

 

どうでしょうか?こうやって並べてみると間違えなさそうな気もしますが、偶然立ち寄った場所のトイレが右の図のようになっていたら間違えてしまいそうですね…。

 

色が与える効果とその影響

 

色にはそれぞれ特徴があり、私たちの行動などに大きな影響を与えています。

 

私はなぜこの色が好きなのか?

このデザインにはなぜこの色が使われているのか?

 

その色の意味を通して、人の心理やデザインの意図を知ることができます。

いくつかある色のうち、先程出てきた信号機の3色の心理的効果や意図は・・・

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赤色の持つ心理的効果

・主張の激しい目立つ色

上記の信号のような危険を表す色として使われています。

・暖かさを感じる色

赤に囲まれた部屋では体感温度が2~3℃上がるという実験結果も報告されています。

・エネルギーをもたらす色

エネルギーが満ち溢れているか補給したい時に赤が好きになる人が多いです。

 

黄色の持つ心理的効果

・希望の色

希望と喜びを与え、楽しい感情を生み出す色です。また、強い希望を抱いているときに鮮やかな黄色が気になる傾向があります。

・危険を表すサイン

赤色同様、危険を表すサインとして使われています。自然界ならトラやハチの縞模様、人工物なら踏切や工事・立ち入り禁止の看板のように黄色+黒は危険を表しているものが多いです。

・左脳を刺激する色

左脳を刺激し知性を高める色で、理解力、記憶力、判断力が高まります。

 

青の持つ心理的効果

・さわやかなイメージ

クール・爽やか・信頼感といったイメージがあり、企業のWebデザインでよく使われます。

・長時間の集中力を助ける

心身を落ち着かせ、長時間の集中力を助けるます。単純な作業や頭を使うことの多い労働の場所で使うと効果的です。

 

※実際の信号の色は緑ですが、日本では青と呼んでいるので信号の3色は赤・黄・青としました。

 

 

このように「色(カラー)」というのは、私たちが思っている以上に、人の心に影響(イメージ効果)を与えています。日常生活の中にはたくさんの色があります。気付いていないけれど色から受けとる情報やイメージは多いのではないでしょうか。普段から少し気にして色を見てみると面白いと思います。

 

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執筆者: 制作課 N.S.

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