紙で作ったカードをICカードにしてみませんか?

2019/01/25

 pablo (30)

 

 巷に出回っているポイントカードの多くは耐久性を考慮してプラスチック製で発行されています。

「FeliCa」「MIFARE」というのが代表的なものではありますが、名古屋地区でなじみのあるmanacaやTOICAでも使用されている「FeliCa」に特化して話をさせてもらいます。

この「FeliCa」というICカード、かざすだけで高速データ送受信ができ、さらにデータは何度でも書き換えられます。公共交通機関の乗車券システムから、電子マネー、マンションの鍵まで幅広い用途で使われています。

 

カードを自社サービスに活用

この「FeliCa」を自社・自店で発行して独自のサービスに取り入れられる事も可能です。

偽造防止・耐久性向上・再発行が容易などカードならではのメリットもあり、電子マネー、顧客のポイント管理、入退室管理など、今使用しているプラスチックカードや紙のポイントカードよりさらにサービス面、管理面において多様性が出ます。

カード情報を読み取れば顧客のビッグデータを取得することも容易となり、サービス拡充・マーケティング分析にも一役買うことができます。

とはいうものの、財布の中がプラスチックカードでいっぱいって事になってしまいます。お買い物系ポイントカードは、スマフォアプリなんかも数多くあるので代用されることもあります。

診察券・回数券・学生証のようなものは、これまで厚めの用紙で作られていたり、ラミネート加工をしていたり、手書きで書いたり、結構な手間と費用を掛けて作っているものがありますが、専用プリンターと専用ソフトを購入すれば、長い目で見ると安く作ることができるのではないでしょうか。

エクセルでデータ管理が可能で、エクセルからのエクスポートデータを専用ソフトにリンクさせることで容易にカード作成ができます。

写真を入れたい場合も専用ソフト内で簡単にトリミングができ、カードに印刷できるものもあります。もちろん、バーコードやQRコードを入れることもできます。

導入コストは、サービスをどこまで拡充するかによって専用プリンターのカスタマイズが異なるので一概には言えませんが弊社ではサービス展開から費用対効果までご相談に乗ることができます。

 

カードの種類もいろいろ

通常の「FeliCa」は正式には「FeliCa Standard」といいセキュリティも非常に高い万能なカードですが、1枚当たりの価格も1000円以上します。

兄弟商品として「FeliCa Lite / Lite-S」という安価な商品もあります。暗号化されていないので大切な情報を授受するには不安ですが、来店記録の管理などには充分な機能が備わっており使用用途によって選択することができます。

「FeliCa Lite / Lite-S」ならカード本体と印刷費用で350~500円でできます。印刷時間も約30秒なので即時のお渡しが可能です。

ネット通販で作成してくれるところもありますが、発行枚数次第では自分で印刷した方が安価になります。

「FeliCa」を発行するには専用のプリンターが必要になります。ICチップを内蔵しているためカードにはわずかに凹凸があり通常のカードプリンタでは印刷にかすれが生じてしまうためです。

発行するカードに合わせてプリンターを選ぶことも大事になります。

 

こんな場合にお勧め

繰り返しにはなりますが、お買い物系ポイントをICカード化しようとしてもこの先アプリがその役割を果たしていきます。その目的にはお勧めできません。

下記のような場合にお勧めします。

  • 返信ハガキを送ってお客様情報を収集している
  • スマートフォンを所有していない年代が顧客に多い
  • 個人情報の収集は必要ないが、来店・来場記録を簡単に取りたい

 

上記に該当する方は、検討の余地はあるはずです。

作ったことのない方でも、デザインをはじめ使用用途に合わせたカスタマイズ、収集データの活用法などお手伝いできますので一度ご相談ください。

 

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タグ: 印刷サービス, ICカード

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