制作実績:ドローン撮影で注意したいこと

2019/07/1 ( 2020/03/3 更新)

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ホームページを制作する中で、動画を組み込むことが増えてきました。トップページを開くと動画が流れるようにという依頼も増えています。

動画コンテンツは、ファイルサイズも増えてしまいますので気をつける必要はありますが、サイト閲覧者の目を惹くことができ、インパクトを与えることができます。

先日公開したサイトで、よりユニークな動画を掲載すべく、ドローンでの撮影を行いました。その際、ドローン撮影を依頼した hayase.tv の早瀬氏に、ドローン撮影の注意点などを聞いてみました。

 

規制も強くなっているドローン撮影

— ドローンでの撮影を始めたのは、いつ頃からなのでしょうか?

4年ほど前に数千円のトイドローンで空撮できるんだ!と遊んでいたところに、首相官邸にドローンが落下するという事件がありました。「これは規制厳しくなるな、、」と思うとともに、チャンスとも考えて、3日後にFullHDが撮れる7万円くらいのドローンを購入しました。

その後小学校のPTAとして学校の紹介動画を作っていたのですが、地元のつくばみらい市から10周年記念の動画と観光課から公式の動画を頼まれたのがきっかけで、事業としてドローン撮影も始めるようになりました。

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— ドローン撮影は機材さえあれば誰でもできるものなのでしょうか?

ある程度の金額のドローンであれば、ドローン自体に安定して撮影する機能や、事故を防ぐような機能も備わっているので、確かにドローン撮影ができますという業者も増えてます。

ただ、首相官邸への落下事件から規制も増え、世論も厳しくなっています。事件の半年後くらいに航空法での制限も作られています。
国土交通省:「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール 」

航空法に該当する場所で飛ばす場合には、事前に申請して許可が必要になります。申請や手続きなど、慣れてないと時間がかかることはあるかもしれません。私の場合は、飛行時間も結構ありますのでいくつかの項目で1年間全国ということで包括申請をしていて、事後報告をすればできるようになっています。

また、撮影しやすくなったとはいえ、撮影技術は必要です。静止画であればまだしも、スムーズな動画撮影を行うには、かなりの練習と経験が必要になってきます。風が強い場合なども流されたりしますし、未熟な場合は、思ったような映像にならないこともあります。撮影業者の事例などを見て、撮影技術を事前に確認することをお勧めします。



ドローン撮影を依頼するときに注意したいこと

— ドローン撮影を依頼する際には、どのような点を注意したらよいでしょうか?

先に挙げた、撮影業者の技術も重要ですので、金額だけではなく撮影実績は確認が必要です。ドローンを購入したので、営業メニューとして謳っているというところもあるので、気をつけた方がいいでしょう。

また、空港が近いなど場所などは、メーカーによってドローンが飛ばないように制限があったり、申請が複雑になる場合があるので、見積額が後から上がってしまうこともあります。先に撮影場所などを明確に伝えた方がいいでしょう。

不特定多数が参加するイベントなどでも申請が厳しくなります。怪我などをさせてはいけないので、特殊な機材も必要な場合が出てきますので、イベントなどの撮影であれば見積もり時に明確にする必要がありますし、追加の費用も想定しておく必要があると思います。

屋外の場合は天候にも左右されるので、予備日なども設定する方がベストですね。

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— どのような場面がドローン撮影に向いているのでしょうか?

ドローンの映像は、いわゆる空撮では撮影できない高さで撮影できます。地上からでは撮れず、高過ぎない高度からの映像はドローンならではです。

建物全体を見せたい場合や、建物と周辺環境を見せたい場合、空撮ほど高くない位置で移動させながら撮影したりできます。飛行機やヘリコプターは、構造上、真下を撮影することはできません。真上から撮影するなどもドローンならではの映像かもしれません。

今回、アイシン高丘株式会社様の映像を撮影しましたが、社屋の外観を横移動で撮影したり、建物の合間を飛行する映像は、ドローンらしい映像かと思います。

また、トップページということで、容量を減らすために撮影したけれども未使用の映像もありますが、併設のゴルフ場を真上から撮影した映像などもドローンならではでした。

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ドローン撮影の動画を組み込んだアイシン高丘様

場所によっては、撮影が難しいこともありますが、興味がありましたらご相談いただければと思います。

 

ドローン撮影のお問い合わせはこちら

 

タグ: 制作実績

執筆者: TS部 佐藤新一

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