「色相」「明度」「彩度」って、どう違うの?

2019/09/6 ( 2024/02/5 更新)

pablo (53)

色は「色相」「彩度」「明度」という3つの要素からできており、これを色の3属性といいます。

この3つの要素の組み合わせによって、色はさまざまな表情を持つので、把握しておくとデザインで色を効果的に使うことができます。

 

色相

「赤」「黄」「緑」「青」「紫」といった色味のことを言います。「色あい」と呼ぶこともあります。

 図1-8

 

3つの属性のうち、最もイメージの違いを表現することが出来る属性です。例えば、赤だと熱い、青だと冷たいなど誰もが直感的に思うことができます。

これを円上にわかりやすく、体系的にまとめたものを「色相環」といいます。

3原色と呼ばれる「赤」「黄」「青」、その中間に「橙」「緑」「紫」の3色を並べると、6等分された色相環となります。さらにその中間を作ると12色相、24色相になりますが、まずは基本の6色が大切です。色はそれぞれ独立したものではなく、お互いが連続しつながりあって輪をつくります。

図2-4

 

補色

ここで少し3要素とは別のお話をします。色相環の180度反対の位置にある色のことを補色(反対色)と呼び、大雑把に言うと赤の補色は緑になり、青の補色は橙になります。

補色同士を組み合わせるとお互いを引き立て合う相乗効果があります。

デザインをする上で補色をうまく使うとアクセントになりますが、目立ちすぎて目がチカチカしてしまう場合もあるので注意が必要です。デザイン以外の場面でも、補色を意識して料理と器の色を工夫したり、ガーデニングで複数のお花の植えるときに考えたりすると、生活に彩りを添えることができます。

 

図3-3  図4-3

 

明度

色の明るさの度合いで、色相とは違った色の比較のしかたです。

明度を上げれば上げるほど明るくなり、最後は真っ白になります。反対に明度を下げれば下げるほど暗くなり、最後は真っ黒になります。

同じ赤色でも、薄いピンクのような赤は明度が高く、黒に近いあずき色のような色は明度が低いといえます。違う色に感じるかもしれませんが、明度のみを変化させているので同じ色相に属しています。

明るい色は「さわやか」「軽快」「淡い」「やわらかい」などの印象を持ち、暗い色は「重厚で落ち着いている」「暗い」「渋い」というような印象を持っています。

 

 図5-3

 

彩度

色の鮮やかさや、混じりけのなさを表す属性です。

彩度が高いとくすみの無いビビッドで鮮やかな色味になり、「派手」「鮮やか」「快活」「にぎやか」というようなイメージを思わせます。彩度が低いほどくすんだような混じりけのある色になっていき、「落ち着いている」「穏やか」「渋い」「暗い」というようなイメージを思わせます。

なお、「灰色」「黒」「白」には彩度の違いはありません。この3つの色は無彩色といわれ、無彩色以外の色は有彩色と呼ばれます。

 

図6-3 

 

これら色の3属性の特徴をデザインに活用することで、伝えたいものを目立たせたり、相手に与えるイメージをコントロールすることができます。

デザイナーでなくとも、仕事や私生活の中で色を扱う場面があれば、参考にしてみてください。

 

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タグ: デザイン

執筆者: 生産部 O.M.

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