今後必須になっていく翻訳・多言語化

2021/06/17 ( 2021/06/18 更新)

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翻訳の必要性について

現在190を超える国と7000種類に近い言語があるといわれています。
人口でみると、78億人近い全世界人口に対して日本人口は約1億2千万人といかに日本語以外の言語話者が多いかがわかります。

数字で見ると、日本語以外の言語の重要性が見えてきていることでしょう。見方を変えてしまえば、翻訳・通訳対応をしていれば、市場規模が一気に広がり、将来的な日本の変革にもスムーズに対応できるのではないでしょうか?

そして、amazon、YouTube、各種ECサイト、SNSサイトなどをはじめ、BtoC市場でもグローバル環境へすでに対応されており、残すは言語の壁さえ超えられれば、今より多くのターゲットにアプローチできる可能性が広がります。

 

翻訳されていない際に起こりうる問題3選

皆さまの周りにも、根付きつつある外国語文化ですが、解決されずにいる課題があることも忘れてはいけません。ここでは、3つの例を挙げて外国語話者の苦労について触れていきたいと思います。


【ケース1】
初めての日本旅行で念願の日本料理店に入店。メニューを開くとそこには黒色で書かれた線のみ。刺身を頼みたいのに、どれを選んだらいいのかわからず。ここで、翻訳アプリを起動!携帯をメニューにかざすとそこには「Saikyo-yaki」「Saikyo-yakiって?」
【解説】
インバウンド需要という言葉が広がりを見せていますが、実際に対応出来ているのはまだ少数という事が多いです。ケース1のように飲食店だけに限らず、外国語話者から見た日本は不思議な事でいっぱいです。メニューの多言語化だけではなく、日本の食文化や使用方法などを説明されたものを用意することによってターゲットを広げることが容易に可能となります。日本食は海外でも高評価を得ているので、楽しみにしている観光客の方も多いと思います。観光客の方にはストレスなく日本を満喫して頂きたいですね。


【ケース2】
日本での就職を夢見て、来日した私。仕事は苦でないが、心配が絶えない。就業規則について、職場環境について、補償について、保険について、周りに相談したくても言葉が通じない、同じ国から来た同僚も同じく不安を抱えており相談しても解決しない。仕事のやる気はあるのに、うまくいかない。どうしよう。
【解説】
日本の労働環境は、日本人でも把握していないと複雑なもの。海外から来た人はなおさらです。よりよい従業員を求めるのであれば、働きやすい職場環境を用意することが重要です。契約書の多言語化はもちろん、職場環境の見直しなど、外国語資料一つあれば改善するものがないか検討してみるのもいいかもしれません。


【ケース3】
「わが社の商品は、世界に通用する!」自慢の自社製品。国内国外問わず、様々な方へ紹介したいがどうすれば?
予算も多くない中でとりあえず、今の取扱説明書をそのまま翻訳アプリで翻訳して、ECサイトを開設しよう。
【解説】
せっかくの自慢の商品です。予算も多くない中でできることが他にもあるか検討してみましょう。
翻訳をする場合、日本と海外での文化の違い、習慣の違い、現地ニーズのヒアリング、国特有の表現方法を意識した上で訳していきます。
その他にも通訳を帯同しての現地商品説明会や宣伝媒体の見直し。日本文化を尊重し、海外文化も尊重した素晴らしいPRはひとつではないはずです。

メリットとデメリットを把握した上でうまく活用する

翻訳アプリは近年飛躍的な成長を遂げており、今後は正確性を上げてくることが予想されます。ただ、現状では長い文章の正確な翻訳や細かいニュアンスまで考慮した翻訳、専門用語をたくさん使用した原稿の翻訳等、さまざまな課題が残っています。
翻訳を依頼する際は、手軽に無料でできるアプリとは異なりどうしても費用がかかってしまいます。正確な訳や細かい部分にこだわりたい時が来たら、一度信頼のおける会社に相談してみるという事も選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

 

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タグ: 翻訳サービス

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