最近、自宅や会社宛てにDM(ダイレクトメール)がたくさん来ていませんか?
仕事柄、自宅に来るDM等は一通り中身を見て何かのヒントになればと思っているのですが、最終的には処分してしまいます。
最近のDMには二次元コードが付いていて、詳しくはこちらから。という感じでホームページやランディングページに誘導させる方法が多いです。
顧客リストを使ってDMを送り、反響を待つという営業手法をとっている会社があるというのもよく耳にします。
DMを送って反響があってもなくても次のDMを送るの繰り返し…。
一手間を加えてより効果的な1歩先のDMを作りませんか?
2種類のDM
DMなどの広告には2つの目的があります。
1つは商品や会社のイメージUPを図るための広告です。売り上げに直結するという考えより、企業・商品・ブランドイメージを作る為で、消費者に好印象をあたえることにより、商品選択時に有利な状況をつくりあげることを目的としています。特に他社製品との間に機能やデザイン上の差別化が弱いような商品については、イメージによる差別化に効果があると言われています。
もう1つはイラストや写真などの画像がたくさん埋め込まれていて、その画像自体が宣伝・販売効果があるような場合です。
今回ご紹介するのは後者、イラストや写真などの画像がたくさん埋め込まれていて、その画像自体が宣伝・販売効果があるような場合です。
一見同じに見える二次元コードを使ったDM
※この二次元コードを読み込むと弊社ホームページに移動します。
一見全部同じように見える二次元コードですが、一手間加えると発送先ごとの二次元コードが作成できます。
発送先ごとの二次元コードを作ることにより、どのお客様がホームページを閲覧してきたかがわかるようになります。
ではホームページを閲覧したか否かがわかることによってどのような効果を得ることができるでしょうか?
正直、すぐに効果が得られるような即効性はありません。
少しずつ効果が得られるのは次回以降DMを送るときです。
反省を生かしたDM作り
まずは今回のDMの内容でなぜ問い合わせ数が少なかったのか、どうして閲覧数が少なかったのかというところを見直します。
内容がお客様にニーズと合致していなかったのか、金額が明記しているDMであればその金額がお客様にとっては魅力的なものではなかったなど。
反省を生かして次回のDMの内容を検討し、新しいDMを送ります。これを繰り返すことによって徐々にではありますがお客様が何に興味があって、どんな内容のDMだと閲覧してもらいやすいかといったデータが溜まっていきます。
当然、お客様によって興味があるものは千差万別です。バリアブル印刷を上手に使うことが出来ればお客様毎に情報を変えてお客様のニーズに合った内容が詰まったDMを送ることができます。
同じ発送費なら効果的なDMを。
いまさら言う事でもありませんが、印刷する仕様(サイズや重量)が同じである場合、内容は関係なく発送費は同じです。DMは読まれないもの、もしくはすぐにゴミ箱行きというイメージがある方も多いでしょう。必要な情報と思ってもらえ、開封してもらう為に工夫が重要となります。
同じ発送費ならお客様のニーズにあったDMを送りましょう。