SDGs・CSR活動の一環として、本社1FロビーにAED(自動体外式除細動器)を設置しました。近年、企業・公共施設・商業施設など、人が多く集まるところを中心にAEDの設置は広がりつつあり、一度は目にしたことがある人も多いと思います。AEDを見るたびにSDGs・CSRの関心も高まっているなと感じます。誰でも、不測の事態はいつ発生するかわかりません。発生したとき救急車を呼んで、病院へ搬送することが生命を救う第一歩となりますが、救急車が到着するまでの数分間の処置が何よりも大切と言われています。
◆AEDが必要な理由
日本では、救急車の到着まで平均約8分と言われており、救急車の到着までの間にどれだけ命を救う行動ができるかが大事です。AEDでの電気ショックの成功率は成功の可能性が1分ごとに約7~10%低下するといわれています。さらに心臓が血液を送らなくなると、3~4分以上で脳の回復が困難になるとも言われています。
救急車の到着を待っているだけではなく、傷病者の近くにいる私たち一般市民が一刻も早くAEDを使用して電気ショックを早く行うことが重要になります。
地域貢献という側面も持つAED
AEDを設置したことにより、弊社に来られるお客様や従業員をはじめ、地域のみなさま等に安心・安全をお届けできると同時に弊社の信用と信頼にも繋がっていき、企業や地域などの人たちにも愛され、必要とされる企業となっていく事を目指しています。
SDGsとしてのAED
AED設置はSDGs 17の目標の中の「3:すべての人に健康と福祉を」 「11:住み続けられるまちづくりを」 への貢献に繋がります。しかし、AEDを設置しただけでSDGsの目標の1つをクリアできたと満足してよいのでしょうか。
今後は、救命救急講習会の開催し、各従業員の理解を深めるとともに、設置ステッカーを掲示するといった告知を行いながら地域のみなさまにも利用できるような体制づくりを行い、AED設置の協力企業として地域貢献の一助となる事ができればと思います。
AED設置で終わることなく荒川印刷では今後も積極的に地域貢献、SDGsの目標達成に向け活動をしていきます。