いまさら聞けない 紙の「厚さ」と「種類」

2019/07/11 ( 2019/08/2 更新)

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以前に、いまさら聞けない 紙のサイズ という記事を書いていますが、今回は「いまさら聞けないシリーズ」第2弾です。テーマは【紙の厚さ】について。

紙の厚さを表す単位

印刷をするときに、紙の厚さを決めなくてはいけませんが、慣れないとどのくらいの厚さにすれば良いか分からないですよね。

紙の厚さは○○mmと表現されずに「90㎏」「110㎏」「135㎏」などといったように○○kgと表示されます。

なぜ単位が「kg」なのでしょう?

 

紙の厚さは全紙(製紙工場ででき上がったままの大きさの紙)1,000枚分の重さが何㎏になるかで表します。全紙1,000枚を1連という単位で表しますので、この重さのことを「連量」といいます。要するに同じ種類の紙なら、「連量」が多いほど厚いということです。

 

同じ種類、同じ厚さの紙でも、A判とB判では全紙のサイズが違うわけですから、当然連量も違ってきます。用紙の厚さを正確に表現すると「A判86.5kg」のように全紙の種類とkg数の両方を表記します。

 

製紙会社さんとのやり取りの際は、1平方メートルの用紙1枚の重量をgで表示する「メートル坪量(g/㎡)」を使用しています。

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適材適所な紙の種類

用紙の連量は紙の種類によって異なります。

紙の種類はとても多く、原料や重さ等細かく分けると数千種類になると言われています。

すべてをご紹介するのは難しいのでここでは主に使われる3種類をご紹介します。

 

○コート紙

ツヤのある用紙です。触ったときにツルツルした触感です。特殊な薬品を表面に塗っているのでフルカラー印刷では最も多く使用されており、写真や鮮やかな色の表現に向いています。

色の再現性が高いのでお店のチラシやポスター、パンフレットに多く使われています。

【コート紙が向いている印刷物】

・新聞折込チラシ

・色をたくさん使ったチラシ

・写真が多いチラシ

・ポスター

・CDジャケット

 

○マット紙

ツヤを消してしっとりとした質感の用紙です。上品で落ち着いたイメージや高級感を出したいときに多く使用されています。また、光沢がない為コート紙に比べると、ボールペン等でも書き込みやすく、文字が読みやすくなっています。また、長時間見ても疲れにくいというメリットがあります。

【マット紙が向いている印刷物】

・文字情報の多いチラシ

・高級感を出したいリーフレット・パンフレット

・名刺

 

○上質紙

上質紙と聞くと高級で珍しい紙というイメージを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、この上質紙が一番身近な印刷紙といえます。光沢のない用紙で、コピー紙やノートなどに使用されています。インクが沈みがちになるので、写真の多いチラシよりは文字の多い書籍などに使われることが多いです。

【上質紙が向いている印刷物】

・書籍

・私製ハガキ

・スタンプカード

 

印刷物の用途によって紙の厚さや種類が変わってきます。

その印刷物にあったものを見つけることができればさらに効果を発揮してくれるでしょう!

 

 

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