制作実績:LINEで写真を送るだけで引越しのお見積り

2019/09/12 ( 2020/03/3 更新)

pablo (51)

皆さんは「LINE」を使っていますか?

月に1回以上 LINE を利用する月間アクティブユーザーは、国内で8,000万人にもなるそうです。コミュニケーションのプラットフォームとして定着していると言えるでしょう。

そのLINEを使って、簡単に引越しの見積もりができるサービスを株式会社 引越一番がリリースしましたので紹介します。


自社サイトでの自動お見積りフォームを主軸に

愛知県で事業を営む「株式会社 引越一番」のサイト制作と運営をお手伝いしています。

 

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引越しをしようと思ったとき、Webで検索をすると引越し料金の一括見積もりサイトがたくさん出てきます。まとめて見積もりを取れるのは便利な反面、いろんな引越し会社から連絡が入って煩わしいことはないでしょうか?

一方、引越し会社としても、このような比較サイトやランキングサイトに参加するのは、露出が増えてメリットがある反面、掲載には有料であったり、必要以上に競争が加熱することがあり、メリットばかりとは言えません。

そこで引越一番では、数年前に自社サイトの自動お見積りフォームを強化しました。

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自社サイトからの見積り依頼は、当然ですが成約率も高く、始めからお客様とお互いに信頼して関係が築きやすいところがあります。当初は告知に苦労をしましたが、ここ数年で利用者も徐々に増えています。

自社サイトからの見積もり依頼はメリットも多いので、さらに比率を上げていくことを目指しています。


LINEを使ってカンタンに見積もり依頼

自動お見積もりフォームは、できるだけ正確なお見積りをするために、入力項目数が多くなっています。より手軽にお見積りができるようにできないか、課題として上がっていました。

その中で、単身の引越しなど荷物が少ない場合、お荷物の内容を入力しなくても、荷物の写真を送っていただくだけで、どこからどこまでの引越しか分かれば、見積りができそうだというアイデアが出ました。

メールフォームで写真を添付してもらう方法もありますが、利用者が多いプラットフォームとしてのLINEを利用しようということになりました。写真を撮ってメールフォームに添付するより、LINEで直接送る方が簡単だろうと。


ところが、今年の4月を目標にプランを進めていたところ、LINEが2019年4月18日より、「LINE@」を「LINE公式アカウント」にサービス移行をすると発表がありました。そこで、少しリリースをずらし、4月18日を待って、すぐに「LINE公式アカウント」に契約してサービスを構築し、5月にリリースしました。

LINE@と使い方は似ていましたが、管理画面も変わり、細かい点で使い方が違うため、手探りで確認しながらサービスを作っていきました。一番大きかったのは、最初は管理用のスマホアプリがなかったことです(現在はリリース済み)。

LINE@の管理用アプリはあったので、サービスの検討段階で、お見積り依頼はスマホのアプリに通知が入ることを想定していましたが、スマホアプリがリリースされていなかったので、常にパソコンで管理画面を開いている必要がありました。

LINE@との違いを確認しながら、サービスをスタートさせました。

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フリープランでミニマムスタート 


サービスとして、LINEのAPIなどを使い、自動で対応するように構築することも可能ですが、どれくらいのニーズがあるかも分からないので、将来的に拡張する余地も残しながら、まずはフリープランで始めることとしました。

フリープランで機能は限られており、例えば、メッセージに対する自動返信も思い通りにはいかない部分もあります。フリープランでどこまでできるか、機能を確認しながら運用方法を考えていきました。見積もりの対応などは、当面は社内のオペレーターが行うようにし、送られてきた写真を見て、荷物の量などを推測して手動で見積り対応しています。

お友達登録時の自動返信メッセージは設定できますが、見積もりの開始時に自動返信ができませんでした。フリープランでも利用できるようになった「リッチメニュー」を使い、タップすると見積もりができるようにしています。

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少し運用をしていますが、見積りと同時に、不用品の引き取りや家電の購入などの相談も一緒にされる方がいるため、自動ではなくオペレーターが対応した形で良かったかもしれないという印象です。

まだ、スタートして数ヶ月ですが、今後はLINEでお友達登録してくれた方へ、クーポンの配信やベットマットクリーニングや家電販売の割引なども検討しています。

LINEを使った「フォト見積もりサービス」について、詳しくはこちらから。
LINEでフォト見積もりサービス

 

 

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タグ: 制作実績, Web制作

執筆者: TS部 佐藤新一

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