「LINE公式アカウント」のデータ保存期間

2019/10/31 ( 2021/07/27 更新)

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以前に、LINEを使った引越し見積もりをご紹介しました。

 LINEで写真を送るだけで引越しのお見積り


LINEで荷物の写真を送ってもらい、荷物の量を確認してお見積もり金額をお伝えするというもので、アナログな対応ではありますが、徐々に利用いただく方も増えています。

運用するにあたり、終了が予定されているLINE@は使わずに、新しくなった「LINE公式アカウント」で新規にアカウントを作成しましたが、当初はスマホアプリもなく、手探りでのスタートでした。

現在は、スマホアプリもリリースされ、問い合わせがあったらスマートフォンへの通知で確認もできます。また、機能もどんどん追加されています。

追加された機能の中に「チャットの既読表示」があります。Web版では相手がメッセージを読んだか分からなかったのですが、スマホのLINEアプリと同様に既読が分かるようになりました。


チャット履歴の保存期間に注意

チャットの履歴は、管理画面からCSV形式でダウンロードできます。テキストとスタンプの保存期間は、これまで4ヶ月だったのですが、1年間に延長されました。これも地味に嬉しい。

ただし、注意点があります。

運用中、見積もりのために送られてきた写真が表示されなくなることがありました。送った側には表示されているのですが、管理画面で見ると×マークが表示されて画像が表示されません。

スクリーンショット 2019-10-31 11.40.18

LINE株式会社に問い合わせをしたところ、テキストとスタンプは、4ヶ月(現在は1年)保存されるのですが、「画像・動画は2週間」「その他のファイルは1週間」とのことなのです。予想以上に短い。



画像などは、テキストと違って一括でダウンロードできません。見積もりをする中で画像は重要でしたので、この部分は誤算でした。忘れないように1つ1つダウンロードが必要です。今後、運用で見直したいポイントですが、せめてテキストと同じくらい保存して欲しいものです。

 


次々に追加される機能


その他、メッセージ配信の分析機能の強化やA/Bテスト機能なども追加され、フリープランでも機能は充実していっています。

とはいえ、A/Bテストを行うには5,000人以上のターゲットリーチが必要ですのでフリープランでは難しいかもしれません。

メッセージの応答も現在はマニュアルで返信していますが、8月に「スマートチャット」という機能が追加されました。メッセージの内容に応じてAIが返信してくれるようなのですが、どのような挙動をするか検証しきれていないので、まだ使っていません。

10月には、新たに「カードタイプメッセージ」というものが送れるようになりました。ビジュアルとして、見やすいメッセージが送れそうです。

想定していたよりも新機能が次々と追加されますが、クライアントと情報共有をしながら取り入れていくか判断する必要がありますが、うまく利用したいところです。

 

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タグ: Web制作

執筆者: TS部 佐藤新一

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