連日ニュースとなっている新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)ですが、3月4日現在、国内感染者は1,000人に達し、愛知県は2番目に感染者が多い都道府県となってしまいました。
マスク不足などもニュースとなっており、心配な状況です。従業員には冷静な対応と手洗いや換気などの基本的な予防をお願いしています。会社の入り口や社内各所に消毒用アルコールを設置してアルコール消毒も推奨しています。
また、医療機関に行っても簡単に検査してもらえる状況でもないため、一定のルールを設けて、疑わしい場合は自宅待機(静養)をするように伝えています。
荒川印刷の従業者支援
荒川印刷として、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにできることは多くありませんが、社内での感染を防ぐとともに、従業員の心のケアやサポートを考えています。
現在、従業員に対して案内している具体的な内容は下記の通りです。
1. 相談窓口を設置
日々のニュースで状況も変わり、不安になっている従業員に対しては、会社として相談窓口を設けています。最新の情報を確認しながら、会社としてサポートしていくこととしています。
2.臨時休校のお子さんを持つ従業員への特別休暇付与
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で国が全国の小中学校、高校、特別支援学校を3月2日から臨時休校とするよう要請したことを受け、愛知県や名古屋市でも休校が実施されています。
そこで、臨時休校の対象となる子どもがいる従業員には、その世話のためやむを得ず出勤が困難な日については、有給休暇とは別に「特別休暇(有給)」を与えます。期間はその就学する対象の学校が臨時休校を解除するまでとします。
取得単位は0.5日より可能とし、申請書類も用意しますがすぐに取得したい方は口頭で上司に伝えることで取得可能としました。
3.トイレットペーパー入手難で困っている従業員への支給
デマの拡散を発端に、買い占めなどでトイレットペーパーが購入できないという例がありました。供給自体は安定しているようなので、時期に騒ぎは落ち着くと見ていますが、今現在、入手できなくて困っている従業員には、会社の備蓄を緊急に提供することとしています。
会社でいつも購入しているルートでも、今現在は入手困難なため、在庫の中からの提供となりますので限度はありますが、個別に対応しています。
また、マスクについても多少は会社として準備をし、緊急の場合は使用するようにしています。
4.ウイルス除去機能を持つ空気清浄機・オゾン除菌脱臭器の導入
以前から、インフルエンザウイルス対策も兼ねて一部の施設にウイルス除去機能を持つ天井埋め込み型の空気清浄機を導入していました。
それに加え、新たにオゾン除菌脱臭器の導入を予定しています。インフルエンザやノロなどの感染症予防に効果があるとされているので、新型コロナウイルスへの予防になることを期待しています。
みなさんの会社での対応を共有してください
上記の対応は、世間の情勢を見ながら見直しつつ、柔軟に対応していく予定です。
この他にも、昨年末には、希望する社員全員にインフルエンザの予防接種を会社負担で実施するなど、従業員の感染症対策は今後の課題にもなってきます。
また、みなさんの会社では、どのような対応をされているでしょうか? よろしければお教えいただけると助かります。
(下記のコメントからお送りいただければと思います)