無料でも使えるHubSpot(ハブスポット)のCMS

2023/01/12

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荒川印刷はマーケティングオートメーション(MA)ツール「HubSpot(ハブスポット)」のパートナーとなっています。

マーケティングオートメーションとは、マーケティング活動を可視化・自動化することを目的として、HubSpotなどはその活動を支援するツールになります。

MAツールは以前は高額なものも多く、すでに顧客リストを持っている企業ではないと活用しにくいところもあったのですが、国産のものも増え、手軽に始められるものも増えてきました。

マーケティングオートメーションの活動領域は広く、新規見込み客(リード)を集めるところから、コミュニケーションを取りながら知ってもらい購入後のアフターフォローまで担っていきますが、MAツールによって得意分野が違ってきます。

 

新規見込み客(リード)獲得が得意なHubSpot

HubSpotは、新規見込み客を見つけていく機能に力を入れており、無料でも制限付きで利用することができるため、顧客リストがない企業でもリスクが少なく取り組むことができるのが特徴です。

マーケティングオートメーションの基本的な考え方として、新規見込み客を集めるのに、押しかけ営業をしたり、広告を打ったり、展示会などで名刺を集めるような「打って出る」アプローチではなく、まず有益な情報をコンテンツで発信していき、興味を持った人に見つけてもらう「待ちのアプローチ」をするところにあります。

具体的には、ブログのような更新性の高いコンテンツやメール・マーケティングなどを行いますが、そのあたりの機能が使いやすく備わっているのがHubSpotです。

この荒川印刷のブログもHubSpotのブログ機能で更新しています。

 

HubSpotのCMSが無料で一般提供


ブログなどを作成するHubSpotのCMS機能は、以前はマーケティング機能の一部として提供されていましたが、のちにCMS(コンテンツ管理システム)として独立して提供をするようになり、CMSだけの契約も可能になっていました。

このCMS機能は、ブログだけではなくウェブサイトのページも作成できるため、ブログ以外の企業サイトを作成することも可能です。このCMS機能をなんと、2022年の6月から機能制限付きですが無料でも利用できるようになっています。

無料のCMSツールとして利用できる主な範囲は下記の通り。


・ドラッグ&ドロップで更新できるエディター
・モバイル最適化
・ブログ機能
・SSL証明書
・ウェブサイトページ(25ページまで)
・独自ドメインの利用
・レポートダッシュボード
・Eメールマーケティング(1ヶ月に2,000件まで)
・チャット機能
・メールフォーム など

無料でも25ページまでのページが作れますが、それとは別にブログを利用できるため、ある程度の規模のサイトは作成できるのではないでしょうか。制限として、HubSpotのロゴが入ってしまいますが、それでも無料でここまでの機能が利用できるのは便利です。

ロゴを外すには「STARTERプラン」以上にする必要がありますが、「STARTERプラン」も月額23ドル〜とそれほど高額ではありません。

「STARTERプラン」ではウェブサイトページを50ページまで作成できるので、中小企業のサイトでは十分に利用できます。

無料で使えるデザインのテーマも多くありますが、英語向けに作成されているところもあり、カスタマイズが必要かもしれません。カスタマイズの自由度が高いのも特徴ですが、カスタマイズは独自の記述方法が必要であるため、弊社でも習得中です。

HubSpotのCMSに興味がありましたら、一度お問合せください。

 

> HubSpotの導入やカスタマイズのお問い合わせ

タグ: HubSpot

執筆者: TS部 佐藤新一

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