印刷なぜなに講座 表紙と本文で紙を変える理由

2026/02/19


本文と表紙の紙の種類変え

会社案内やパンフレット、冊子などで、

表紙と本文は紙の種類が違う事が多いですよね。

 

普段から慣れているので

「そういうもの」

と思われる方も多いかもしれません。

 

でも、その理由は分かりますか?

いざ言語化しようとしたとき、

「あれ、そういえばなんで違うんだろう」

と思ってしまう人は少なくないハズ。

 

表紙と本文で紙を変えることには、
見た目・使いやすさ・コストすべてに理由があります。

 

今回はそんな、印刷なぜなに講座と題しまして、

表紙と本文の紙が何故違うのか。というハナシをしてみます。

理解が深まれば、実際のモノが出来上がるときの納得感が大きくなりますよ。

 

表紙の役割は「第一印象」

表紙は、印刷物の顔です。

手に取った瞬間に
「しっかりしている」
「ちゃんとした会社だな」
と感じてもらえるかどうかは、表紙でほぼ決まります。

そのため表紙には、

・少し厚めの紙

・ハリやコシのある紙

・高級感の出る紙

を使うことが多くなります。

同じデザインでも、表紙がしっかりしているだけで
全体の印象がぐっと良くなります。

 

本文に求められるのは「読みやすさ」

一方、本文の役割は
情報をきちんと伝えることです。

ページをめくりやすく、
文字が読みやすく、
長時間見ても疲れにくい。

そのため本文には、

・表紙より少し薄めの紙

・光りすぎない紙

・手に馴染む紙

が向いています。

もし本文まで表紙と同じ厚さの紙を使うと、
重くなりすぎたり、ページがめくりにくくなったりします。

 

紙を変えると「メリハリ」が生まれる

表紙と本文で紙を変えることで、
印刷物全体にメリハリが生まれます。

・表紙は「しっかり・きれい」

・本文は「軽く・読みやすい」

このバランスがあることで、
見た目も使い勝手も良くなるのです。

実は、多くの冊子やカタログは
この考え方で紙が選ばれています。

 

コスト面でも、合理的

紙を使い分けた方がコストを抑えられる場合もあります。

すべてのページを厚い紙にすると、
紙代が一気に上がってしまいます。

表紙だけ厚く、本文は適度な紙にすることで、

・必要なところにコストをかける

・無駄なコストを抑える

という、効率の良い印刷が可能になります。

 

表紙だけ特別な加工ができる

表紙だけ紙を変えることで、
加工の幅も広がります。

たとえば、

・表紙だけPP加工

・表紙だけ色味を強調

・表紙だけ特殊紙を使用

など、
「表紙だけ特別」な演出がしやすくなります。

これも、紙を分ける大きなメリットです。

 

印刷会社はここを見て紙を決めている

私たち印刷会社は、
表紙と本文の紙を決めるとき、次のような点を考えています。

・どんな用途の印刷物か
・誰が、どんな場面で使うか
・配布か、保存用か
・どんな印象を持ってほしいか

その上で、
「表紙はこれくらい」
「本文はこれがちょうどいい」
とバランスを取っています。

 

紙を変えるのは、様々な要因が絡み合った結果

表紙と本文で紙を変えるのは、
コストを下げるためだけでも、
見た目だけの話でもありません。

伝えるために、使いやすくするために、
そして印刷物全体の完成度を上げるためです。

「よく分からないからお任せで」でも大丈夫です。
もしイメージがあれば、

・しっかりした感じにしたい

・軽くて読みやすくしたい

・高級感を出したい

そんな一言を添えてもらえれば、
荒川印刷は紙選びからしっかり形にします。

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タグ: 印刷サービス

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