
冊子や本を作るとき、
必ず出てくるのが 「中綴じにしますか?無線綴じにしますか?」 という質問。
名前は聞いたことがあっても、
「何がどう違うの?」
「どっちを選べばいいの?」
と迷う方は少なくありません。
今回は、中綴じと無線綴じの違いと特徴を、わかりやすく解説します。
中綴じとは?
・真ん中をホチキスで留める製本
中綴じは、
二つ折りにした紙の中央をホチキスで留める製本方法です。
雑誌やフリーペーパー、会社案内などで、
よく見かける綴じ方です。
中綴じの特徴
中綴じの一番の特徴は、ページが開きやすいこと。
・パタンと180度開く
・読みやすい
・写真や図が見やすい
というメリットがあります。
また、構造がシンプルなため、
比較的コストを抑えやすいのも特徴です。
中綴じが向いている冊子
・ページ数が少なめ(~20ページ前後)
・会社案内
・広報誌
・フリーペーパー
・イベント用冊子
「気軽に読んでもらう冊子」には、とても相性が良い製本です。
私の愛読書 ビックコミックオリジナルは無線綴じです。
無線綴じとは?
・背を糊で固める、本らしい製本
無線綴じは、
ページの背の部分を糊で固めて綴じる製本方法です。
書店に並んでいる本や、
カタログ、マニュアルなどで多く使われています。
無線綴じの特徴
無線綴じの大きな特徴は、
ページ数が多くても対応できること。
・背表紙が作れる
・しっかりした印象
・保存性が高い
「きちんとした本」「資料感のある冊子」に仕上がります。
一方で、中綴じに比べると
ページの中央がやや開きにくいという特徴もあります。
無線綴じが向いている冊子
・ページ数が多い
・カタログ
・マニュアル
・商品案内
・保存・参照用の冊子
ジャンプやサンデーは無線綴じですね。
中綴じと無線綴じ、何が一番違う?
一番の違いは、
ページ数と使い方です。
中綴じは、
「少ないページを、読みやすく見せたい」場合に向いています。
無線綴じは、
「ページ数が多く、しっかりまとめたい」場合に向いています。
どちらが良い・悪いではなく、
冊子の目的によって選ぶのが正解です。
印刷会社が製本方法を決めるときに見ているポイント
印刷会社では、次のような点を考えています。
・ページ数は何ページか
・読んでもらう場面は?
・配布用か、保存用か
・見た目の印象を重視するか
これらを踏まえて、
「中綴じが合うか」「無線綴じが合うか」を判断しています。
製本方法は「本の性格」を決める
中綴じと無線綴じは、
見た目だけでなく、使い心地や印象を大きく左右します。
・読みやすさ重視・少ページ → 中綴じ
・情報量・保存性重視 → 無線綴じ
「どちらが合うか分からない」
それはとても普通のことです。
用途を伝えてもらえれば、
製本方法まで含めて考えるのが、印刷会社の役割です。



