郵便料金アップ!印刷物の工夫でピンチをチャンスに変える方法

2024/10/11

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2024年10月1日から郵便料金が値上げされ、多くの企業や個人が郵送コストの増加に直面しています。この状況下で、印刷物の内容や形式を見直すことで、コスト削減と効果的な情報伝達を両立させる方法があります。今回は、弊社がお客さまと実際に行った対策と、その効果についてご紹介します。

値上げの概要

今回の郵便料金値上げは、日常的に郵便を利用する人々にとって大きな影響を及ぼします。具体的には以下のような変更が行われました。

  • 定形郵便物(25g以内):84円 → 110円
  • 定形郵便物(50g以内):94円 → 110円
  • 通常はがき:63円 → 85円

定形郵便物(25g以内):これまでは84円で送付可能だった25g以内の定形郵便物が、110円に引き上げられました。この変更により、小規模な企業や個人が日常的に送付する小型の手紙や書類に対しても、コストが増加することになりました。

定形郵便物(50g以内):50g以内の定形郵便物に関しても、従来の94円から110円へと値上がりしています。この重量帯は、多くのビジネス文書や中程度の内容物を含む郵便物に該当するため、業務において頻繁に利用される企業にとってその影響は少なくありません。

通常はがき:通常はがきの料金は63円から85円に値上げされました。はがきは、さまざまな通知や案内、広告などのツールとして広く利用されており、この値上げは特に大量に発送する業種において、郵送コストの再考を促す要因となっています。

これらの料金変更は、郵便サービスの維持や改善を目的として行われたものですが、利用者にとってはコスト管理の面で新たな戦略が求められることとなりました。

 

コスト削減の実例:封書から圧着ハガキへの変更

これまで84円の定形郵便物として発送していた内容を、圧着ハガキに変更することで、値上げ後もコストを抑えることに成功しました。

主なポイントはこちら。

  1. コスト削減:85円の圧着ハガキを利用することで、110円の定形郵便物よりも低コストで発送可能に。
  2. 情報セキュリティの維持:個人情報等を含む内容を圧着面に印刷することで、封書と同等の秘匿性を確保。
  3. デザインの工夫:限られたスペースを効果的に活用し、必要な情報を確実に伝達。

また、圧着ハガキにすることで、下記のような効果も考えられます。

  1. コスト効率:封筒や封入作業が不要で、印刷から発送までの工程が簡略化。
  2. 開封率の向上:受け取り手が内容を確認しやすく、重要な情報が伝わりやすい。
  3. 環境への配慮:封筒不要で紙の使用量を削減し、環境負荷を軽減。


印刷物の見直しで得られる効果

印刷物の見直しには、複数の重要な効果があります。

郵送料の値上げ分を相殺し、全体的な経費を抑制することでコスト削減するとともに、デザインを工夫することで、限られたスペースを最大限に活用し、重要な情報を確実に伝達する効果的な情報伝達が可能となります。

さらに、封入作業を省略することで発送準備にかかる時間と労力を削減し、業務効率の向上にもつながりました。これらの効果により、企業は郵便料金の値上げに対応しつつ、より効率的かつ効果的な顧客とのコミュニケーションを実現することができるのです。

郵便料金の値上げは多くの企業にとって課題となっていますが、印刷物の形式や内容を見直すことで、コスト削減と効果的な情報伝達を両立させることが可能です。弊社では、お客様のニーズに合わせた最適な印刷ソリューションをご提案いたします。

郵送物の内容見直しやコスト削減についてお悩みの方は、ぜひ弊社にご相談ください。専門スタッフが、お客様の状況に合わせた最適な提案をさせていただきます。

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タグ: DM

執筆者: FS事業部 H.Y.

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